【人間は考える葦である】〜思考渋滞〜

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これはフランスの哲学者のブレーズ・パスカルが『パンセ』の中で残した言葉です。

 

 

 

「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である」

 

 

 

最近、沢山考えることが多い私に急に浮かんできた言葉です。

 

 

 

しかしこの言葉は沢山考えることを意味した言葉ではありません。

 

 

 

ですが、とても関係が深いなと思いました。

 

 

 

考える葦であるが故に考えが増えすぎる。

 

 

 

私は元々考えることが好きですが最近は考えることが多くて、逆に嫌だなと感じることも少しありました。

 

 

 

自然で生きるだけであれば考えることなんて特に必要はないのに人間であるが故に考えなければならない。

 

 

 

社会に生きるからこそ考えがなければ生きていけないし人より優れようと思えば考えを加速させなければならない。

 

 

 

恐らく考えすぎると巡り巡って答えが出てこなくなることがほとんどだと私は思っています。

 

 

 

結局、思考の渋滞をしないためには自分の都合の良い解釈をして考えを終わらすしかないのだろうと私は思いました。

 

 

 

最終的な結論は特に意味のあるものでなくてもいい。

 

 

 

意味を見出そうするとまたさらに沼にハマってしまうので自分の中で都合の良い解釈をすることが人間が考える上で大事です。

 

 

 

「人間は考える葦である」これらの言葉達の意味や理解は結局は自分の中で良い方向に解釈をすることが必要なのだとすごく思いますし、一定の意味を成すものでもないと私は思うので、迷ったり考え込んでしまった時は個人の考え、自分の考えをしっかり尊重し、他人に任せないということが大事だと私は考えます。

 

 

 

人生の節目では様々な選択をさせられます。こういった選択に迷いが生じないように日々、自分の中での答えを持っておくことが生きる上で大事なことだと私は思います。

 

 

今年もそろそろ終わりに近づいてきて、寒さも厳しくなってきました。

 

風邪やウイルスには十分気をつけて、良い年越しを迎えましょう!